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apyaponの日記

趣味とか出来事とか。

SFの古典的な?

読書

今週のお題「読書の夏」

 

本といえば本屋にある「話題の本」とか「映画化決定」とか、

新しいモノを読みたくなるもの。

 

でも、たまに自分が"生まれてもいない時代"の本を読んでみて、

普段と違った感動に出会うのも好きです。

 

それで思い出したのが、

『20世紀SF<2> 1950年代「初めの終わり」』という本。

 

20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)

 

【概要】

英米SFを年代別に集大成!
第2巻は一大SFブームがおきた1950年代編。
電化製品があふれる一方、核実験が繰返された時代、
SFは質・量ともに充実し、ひとつの頂点を迎え〜(中略)〜全14篇。

 

 

要するに短編集ですね。

 

その中にあるフレデリック・ポールの「幻影の街」という作品。

 

1955年に書かれたこの作品。

今から60年も前に書かれた作品にも関わらず「マーケティングの手法」として、

形は違えど確実に再現されるであろう?アイデアが描かれています。

2015年の現在でも再現する事は不可能ですが、将来的にできるかと…。

 

ただし、物語としてはとても入り辛かったです。

 

主人公が置かれている状況。

これを理解できるまでは、しんどいというのが本音。

ただ、それと最後のオチがあるからこそ"読み返したくなる"という

魅力があります。しかも、短編だから読み返しやすいという…。

 

もちろん、ここに出てくるアイデアは、現代人の目で見ると

合理的でない部分もあります。

でも「60年も昔にこんな事を考えていた人がいたのか!」

と思うと本当に面白い。

 

マトリックスとか、ループものとか、藤子・F・不二雄の短編とか…

そういうのが好きな人は是非◎

 

他の作品を読んでも、同じような事を思えるのがこの本の良さだと思います。

…同時に、現代人が"全く新しいアイデア"の物語を作る事の難しさを実感しました。

 

シリーズ全部は読めてないし、お盆休みなので、1冊くらい

「こっからお金持ちになる良いアイデア出たりして!?」とか?

ゆる〜い気持ちで、古典SFに触れるのも悪くないかなと。

 

 

20世紀SF〈1〉1940年代―星ねずみ (河出文庫)

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20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)

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20世紀SF〈3〉1960年代・砂の檻 (河出文庫)

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20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫)

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20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女 (河出文庫)

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20世紀SF〈5〉1980年代―冬のマーケット (河出文庫)

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20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫)

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